東京大学|大学院教育学研究科・教育学部 東京大学|大学院教育学研究科・教育学部

臨床心理学コース スタッフ紹介 入試関連FAQ

下山 晴彦(しもやま はるひこ) 教授

発達臨床心理学

特定の心理療法の学派や技法を超えて,総合的に臨床心理学の技能と教育方法を開発することをテーマとし,次の4領域を中心に実践,研究,教育をしています。1)発達段階に適した援助方法(最近は子どもの認知行動療法)の開発。2)個人療法とシステム療法を統合する“つなぎモデル”の開発。3)国際比較に基づき,日本の文化や制度に適した教育や訓練の方法の開発。4)物語論の観点から臨床心理学の体系化。

能智 正博(のうち まさひろ) 教授

臨床心理カリキュラム論

語り(ナラティブ)は個人の「内面」の表現であると同時に、個人の世界を作り上げる実践です。臨床実践とは個人の語りの再構築を支援することであり、コミュニティの語りに対する働きかけでもあります。私は、障害や慢性疾患をもつ方々などの語りやライフストーリーの特徴とその生成変化、生涯発達のなかでの自己語りの変化や主体価値の発達過程などをテーマに研究を進めています。また、語りを捉える質的研究の方法論・技法論の整理と普及にも努力しています。

高橋 美保(たかはし みほ) 教授

臨床心理システム論

個人に起こる心理的問題は、個人的要因のみに起因するのではなく、個人が生きる社会的要因の影響も受けています。また、個人に起こる心理的な問題が社会の問題を浮き彫りにしていることもあります。このような視点から、個人の生きにくさを、コミュニティや社会といった視点から理解し、個人・組織・社会を援助する具体的な方法論と理論を構築するための研究や実践を行っています。特に、就労、復職、失業など働くことにまつわるメンタルヘルスに注目し、現代社会の中で個人が自身のライフキャリアを構築し、生き抜くことを支援するための研究や実践を行っています。

滝沢 龍(たきざわ りゅう) 准教授

臨床心理カリキュラム論

「ストレスと心身の健康」や「こころの健康科学」の研究と予防教育カリキュラム開発に関心があります。様々なストレス要因や逆境体験に関わらず,心身の健康を保てるようレジリエンスをもたらす認知行動理論と実践法の実証を目指します。社会環境(家庭・学校・職場)における科学的実証のため縦断的コホート,双生児法,脳科学などの手法で迫ります。精神科医としての経験を活かしながら,生涯発達における健康増進・発症予防(<育み・守る>)のために,<見える化>するテクノロジー(生物学的指標やIoT 技術等)も用いて,日常生活場面で利用できる非侵襲的な予防介入法・評価法の開発と効果研究に取り組みます。

野中 舞子(のなか まいこ)講師

発達臨床心理学

「様々な“生きにくさ”を抱えた子供とその家族をどのように支援することで,将来その子が成長した時に,よりよい人生を送ることができるのか,そんな大きな問いを実践と研究を通して明らかにしていきたいと考えています。特に,児童・思春期に発症した強迫性障害とチック障害(特にトゥレット症候群)の支援について学生の頃から研究してきたため,強迫性や衝動性という特性に対するアプローチに関心があります。その実態の理解,内的な体験理解,家族支援,認知行動療法によるアプローチの発展に取り組んでいきたいです。

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