東京大学|大学院教育学研究科・教育学部 東京大学|大学院教育学研究科・教育学部

臨床心理学コース 入試関連FAQ

コースの特色

臨床心理学コースは、「心の時代」とも称される21世紀にふさわしい社会システムを構築するために必要な、臨床心理学的な知的基盤を提供しています。目的とするのは、臨床心理士やスクール・カウンセラー等の高度専門職業人および研究者・指導者の育成であり、2018年度からは公認心理師制度に則したカリキュラムもまた用意しています。

具体的には、不登校・ひきこもりなどの心理的諸問題に個別対処するだけでなく、広く社会システムの問題としてもとらえ、これを臨床心理学的立場から解明し、予防的な取り組みも重視する専門領域です。その教育においては、これまでの本学の臨床心理学の伝統を継承しつつ、理論的教育と実践的教育をともに重視し、多文化的な視点に開かれた国際性を身につけることを重視します。

  • 事例検討会の授業
    事例検討会の授業
  • コース主催シンポジウム
    コース主催シンポジウム

コースの内容

基本的な枠組みと具体的な内容は、次のとおりです。

臨床心理システム論では、学校・家庭・職場をはじめとする諸社会システムにおいて、臨床心理活動を社会的専門活動として発展させるための研究を行います。臨床実践の説明責任を社会に示すために、適切な臨床実践的研究を推進し、臨床心理分野における高度専門職業人の教育訓練を支える知的基盤を形成します。さらに様々な臨床現場における心理的問題について、本人だけでなく社会システムの視点
から支援する援助プログラムの開発を行います。また、システム論的アプローチによる研究と実践を担う指導者を育成します。

臨床心理カリキュラム論では、臨床心理学の教育訓練をより効果的に行うカリキュラムの開発、および臨床心理学の実践の有効性をより高め、その成果を社会に提示するための臨床心理学研究法の開発を行います。また、臨床心理学の教育研究の発展を担う指導者および研究者の養成も目的とします。

発達臨床心理学は臨床心理学と発達心理学の両方にまたがる学問領域であり、両学問の知見を発展的に融合し、援助実践に役立てることを目指します。発達臨床心理学では、生涯発達という視点から、子どもから大人まで様々な年代に現れる心理的問題をターゲットとした援助プログラムを開発し、その研究と実践を行います。また、発達臨床に関わる様々な問題を扱うことのできる専門職の養成と、指導者の育成を行います。

ページトップへ