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教育実践・政策学コース スタッフ紹介 コースのWEBサイト

牧野篤

牧野 篤(まきの あつし) 教授

生涯学習論

教育や学習の営みを通して人間と社会を考える
人が生活を営み,成長していく過程に現われる様々な事象を通して,社会のあり方を考え,人が幸せに暮らすために何ができるのかを考えることに関心があります。曖昧な人間と社会を対象とするが故に曖昧な学問である社会教育・生涯学習は,その曖昧さが魅力です。そこから,フィールドは子どもの成長の社会的な意味,少子高齢社会における学び,東アジア地域のコミュニティー教育,そしてまちづくりなど,無限に広がっていきます。

代表著書:

  • 『中国変動社会の教育-流動化する個人と市場主義への対応』(勁草書房,2006)
  • 『シニア世代の学びと社会-大学がしかける知の循環』(勁草書房,2009)
  • 『認められたい欲望と過剰な自分語りーそして居合わせた他者・過去とともにある私へー』(東京大学出版会,2011)
  • 『人が生きる社会と生涯学習-弱くある私たちが結びつくこと-』(大学教育出版,2012)
影浦峡

影浦 峡(かげうら きょう) 教授

図書館情報学

そもそも言語において考えることとは何かを研究しています。その大枠の中で,メディア/言語の分布構造を分析し,近代の図書館が実現しようとしてきた理念とはどのようなものだったのか,それはどのようなメディアと言語の配置を前提としていて,その前提はこれからどのようになっていくのか,といった問題を考えつつ,メディアや言語の理論からリテラシーの実践・工学的応用まで,いろいろやっています。オンライン翻訳者支援システム「みんなの翻訳」(http://trans-aid.jp/),教育システム「みんなの翻訳実習」(http://edu.trans-aid.jp/)も運用・公開しています。

代表著書:

  • The Dynamics of Terminology(John Benjamins, 2002)
  • 『子どもと話す言葉ってなに?』(現代企画室,2006)
  • 『3.11後の放射能「安全」報道を読み解く』(現代企画室,2011)
  • The Quantitative Analysis of the Dynamics and Structure of Terminologies(John Benjamins, 2012)
  • 『信頼の条件ー原発事故をめぐる言葉』(岩波,2013)
李正連

李 正連(い じょんよん) 准教授

社会教育学

社会教育とは何か、という問いにすぐ答えられる人は、研究者の中でもそれほど多くないと思います。社会教育はよく「ごった煮」といわれているように、その対象及び教育(活動)の内容や方法、場所なども非常に多様で、広いです。では、このような「社会教育」という言葉はいつから使われ始めたのか。その用語の起源をはじめ、近代社会教育の成立と展開について研究をしています。そして、最近は日韓の社会教育・生涯学習の政策や教育福祉問題、草の根教育・学習運動などにも視野を広げて検討しています。

代表著書:

  • 『韓国社会教育の起源と展開―大韓帝国末期から植民地時代までを中心に―』(大学教育出版,2008)
  • 『日本の社会教育・生涯学習-新しい時代に向けて-』(共編著,大学教育出版,2013)
  • 『社会教育福祉の諸相と課題―欧米とアジアの比較研究―』(共著,大学教育出版,2015)
  • 『国家主義を超える日韓の共生と交流』(共編著,明石書店,2016)
新藤浩伸

新藤 浩伸(しんどう ひろのぶ) 准教授

生涯学習論

人間の生涯にわたる成長・発達における多様な学びの意味を、表現・文化活動、芸術活動を中心に研究しています。さらにそのための環境をどう支援し創造していくか、イギリスなどとの比較も視野に入れつつ、日本の公共ホールや博物館などの文化施設、教育・文化政策、文化産業の歴史に即して調査しています。人が暮らしの中で楽しみ、学び、変わり続けることで創造されていく社会や文化の形を、フィールドの中で恊働的に、また歴史的にも探求したいと考えています。

代表著書:

  • 『表現・文化活動の社会教育学』(共著、学文社、2007)
  • 『公会堂と民衆の近代―歴史が演出された舞台空間』(単著、東京大学出版会、2014)
  • 『地域学習の創造―地域再生への学びを拓く』(共著、東京大学出版会、2015)
  • 『成人教育と文化の発展』(監訳,東洋館出版社,2016)
  • 『触発するミュージアム―文化的公共空間の新たな可能性を求めて』(編著,あいり出版,2016)
  • 『地域に根ざす民衆文化の創造―「常民大学」の総合的研究』(編集委員,藤原書店,2016)
勝野正章

勝野 正章(かつの まさあき) 教授

教育行政学(所属は「大学院学校開発政策コース」)

学校の管理運営や教職員に関する政策・制度を外国との比較を視野におきながら研究しています。また最近では,教職員はもちろん,子ども,父母・保護者,地域住民も参加して協働的に行う「学校づくり」の理論=実践的可能性を探ることに関心があり,いくつかの自治体や学校でアクションリサーチを始めています。

代表著書:

  • 『教育課程改革と教師の専門職性』(訳書,学文社,1998)
  • 『教育行政学』(共編著,学文社,2005)
  • 『教育行政と学校経営』(共著,放送大学教育振興会,2012)
  • Teacher Evaluation Policies and Practices in Japan(Routlege, 2016)

村上祐介

村上 祐介(むらかみ ゆうすけ) 准教授

教育行政学(所属は「大学院学校開発政策コース」)

現代民主政治における教育政策・行政は高度な専門性が求められる一方で,政治家や市民による民主的統制も必要とされています。しかし,この二つの要素は両立しがたい側面があり,どのように両者の調和を図るかが問われています。こうした観点から,戦後日本の教育行政の特質を検討すると同時に,民主的統制と専門性の在り方が教育政策に与える影響を分析しています。

代表著書:

  • 『教育行政の政治学―教育委員会制度の実態と改革に関する実証的研究』(単著,木鐸社,2011年)
  • 『地方政治と教育行財政改革』(共編著,福村出版,2012年)
  • 『テキストブック地方自治 第2版』(分担執筆,東洋経済新報社,2010年)
  • 『教育委員会改革5つのポイント』(編著,学事出版,2014年)
斎藤兆史

斎藤 兆史(さいとう よしふみ) 教授

言語教育(所属は「大学院教育内容開発コース」)

日本の英語受容・学習・教育史関連資料の検証や、高度な英語力を身につけた日本人に関するケース・スタディを通じ、日本人にふさわしい英語学習・教育のあり方を研究しています。また最近では、英語教師がクラスの特性に応じて臨機応変に教授法を工夫すること、また授業において学習者に英語使用の手本を示すことが重要であるとの認識に基づき、教師教育の方法論も研究しています。

代表著書:

  • 『英語達人列伝』(中央公論新社,2000)
  • 『英語の作法』(東京大学出版会,2000)
  • 『日本人と英語』(研究社,2007)
北村友人

北村 友人(きたむら ゆうと) 准教授

人文社会教育(所属は「大学院教育内容開発コース」)

グローバル化時代における教育のあり方について、政治・経済・社会などとの関わりのなかから理論的および実証的に明らかにすることを目指しています。そのために、アジアの途上国を主なフィールドとした学校教育の充実に関する研究、「持続可能な開発のための教育(ESD)」に関する研究、高等教育の国際化と国際協力に関する研究などに取り組んでいます。これらの研究を通して、教育の公共性とは何であるのかという問題について、深く考えていきたいと思っています。

代表著書:

  • 『〈岩波講座〉教育 変革への展望 グローバル時代の市民形成』(編著, 岩波書店, 2016)
  • 『国際教育開発の研究射程―「持続可能な社会」の実現へ向けた比較教育学の最前線―』(東信堂, 2015)
  • The Political Economy of Schooling in Cambodia: Issues of Quality and Equity(共編著, Palgrave Macmillan,2015)
  • Emerging International Dimensions in East Asian Higher Education(共編著, Springer, 2014)

藤江康彦

藤江 康彦(ふじえ やすひこ) 准教授

授業研究(所属は「大学院教職開発コース」)

学校における子どもや教師の学習と発達およびそれを支える環境のあり方について、教育方法学、教育心理学、学習科学などの研究知見に学び、学校でのフィールドワークやコンサルテーションを行いながら追究しています。授業における談話空間の社会文化的構成と子どもの学習との関係性、教師の学習や熟達を支える校内研修や学校組織のあり方、幼小連携や小中連携などの校種間連携による子どもや教師の学校参加や活動、組織のあり方の変容、などに関心があります。現在は、小中一貫校の学校づくりのフィールドワークをおこなっています。

代表著書:

  • 『21世紀の学びを創る:学習開発学の展開』(共編著,北大路書房,2015)
  • 『質的心理学ハンドブック』(分担執筆,新曜社,2013)
  • 『授業研究と学習過程』(共著,放送大学教育振興会,2010)
浅井幸子

浅井 幸子(あさい さちこ) 准教授

カリキュラム研究(所属は「大学院教職開発コース」)

教育実践の歴史的な研究を専門としています。明治以降の小学校教育や幼稚園・保育所の保育について、教室における教師と子どもの関係や経験がどのように語られ構成され意味づけられたかということを、教師の語りやカリキュラムの編成に即して検討しています。教師のキャリア形成にも関心があり、継続的に、女性と男性の小学校の先生にライフヒストリーインタビューを行っています。

代表著書:

  • 『教師の語りと新教育』』(東京大学出版会,2008)
  • 『保育と家庭教育の誕生』(共著,藤原書店,2012)
  • 『教師の声を聴く』(共著,学文社,2016)
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