東京大学|大学院教育学研究科・教育学部 東京大学|大学院教育学研究科・教育学部

大学院進学希望の方へ

東京大学大学院学則第3条(課程の目的)には、大学院教育課程の目的が記されています。わかりやすく言えば、修士課程では幅広い視野、深い学識、専門的研究・応用能力を養成すること。博士課程では、自立して独創的な研究を行うことのできる高度な研究能力と豊かな学識を養うことが、それぞれの目的です。

まず、自分自身が、そうした気概と志と意欲とエネルギーを持っているかをしっかり考えて下さい。そして、「何のために大学院に入るのか」「大学院を出た後、何をしようと考えているのか」を問いかけて下さい。

その上で、「教育とは何か」「教育学とは何か」「教育に関わるどんな研究をしたいのか」を深く思索してみて下さい。
教育学研究科・教育学部は、人間発達を中核にして、学校・社会・文化・行政・国際・情報等様々な視点から、教育のことを思索し、分析するところなのです。

人間発達は、知性・身体・感性の発達を基礎としています。それぞれを発達させつつ、一人ひとりの人間形成にいかに役立てていくかが、教育学研究科・教育学部の主要な教育・研究課題です。言い換えれば、からだを育み、心を育み、人を育む。そのための総合的・学際的・実践的科学が教育学なのです。

教育学部附属中等教育学校(中野キャンパス)は、双生児を受け入れ続けている世界に例のない60年を超える歴史があります。教育における遺伝的要因と環境的要因についての分析・研究を継続してきた蓄積と、さらに国際的な学術研究に発展させようとの強い意欲が今高まっています。

そうした独自性と特色をも最大限に活かして、教育に関わる人文科学・社会科学・自然科学の立場からの面白い研究と思索をしたい人。

教育学研究科の教職員・大学院生らは、門戸を開いて待っています。

大学院教育学研究科

基礎教育学コース
教育の理念、歴史、現実について、幅広い関心をもって、方法論自体を問題としつつ研究します。西洋と日本の教育の歴史的部分析、人間の発達と教育の意味、教育の思想の考察など、教育とは何かという教育学の原理的な問いを共通の基盤としながら、多様な方法を活用した専門的な研究を行います。
比較教育社会学コース
教育の組織と構造、高等教育の制度と機能、教育と社会との関係、人間形成の比較文化論、国際化と教育をめぐる諸問題を社会学を中心とする社会科学全般のディシプリンに基づいて研究します。
生涯学習基盤経営コース
「学習の社会基盤を構想する」 生涯学習基盤経営コースは、社会教育学・生涯学習論、図書館情報学の二つの大きな領域を中心として、人々の学びをめぐる社会的な基盤についての研究を進めています。
大学経営・政策コース
本コースは、大学経営・政策に関わる先端的かつ実践的な教育と研究を推進しています。大学・高等教育機関の管理者、政策担当者、職員、学卒者を対象に、大学の経営、高等教育政策について理論的・実践的な教育を行い、大学・高等教育研究という新しい分野の研究者、将来のリーダーを育成する大学院です。実務者・社会人の学習環境にも配慮し、土曜日を中心に講義・演習を行うカリキュラムになっています。
教育心理学コース
教育心理学コースの専門分野は、教授・学習心理学、発達心理学、教育認知科学、教育情報科学の4領域にわたっています。教授・学習心理学分野では、学校・園・地域等における学習・教育を、発達心理学分野では、養育環境のあり方と社会性・感情および認知・言語の発達を、教育認知科学分野では、学校に限定されない現実場面の学習や認知活動を、教育情報科学分野では、学習をはじめとした人間のふるまいの測定・解析方法を扱います。これら幅広い視野と専門的手法を備えた研究者・実践家の育成を目指しています。
臨床心理学コース
臨床心理学コースは、様々な心理的諸問題に個別に対応するだけでなく、広く社会システムの問題としてもとらえ、これを臨床心理学的立場から解明し、予防的な取り組みも重視しています。なお、本コースは公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会により第1種指定大学院の認定を受けています。
身体教育学コース
ヒトの身体・心・脳の仕組み・発達やそれらの相互作用、また心身の健康増進に関する現代的かつ先進的諸問題とその教育応用について総合的・実践的な研究を行っています。健康情報論・システム脳科学等の最先端を極めると同時に、夜更かし、携帯・スマホ使用やSNSなどの生活習慣に伴う問題、いじめと不安・抑うつの関係、精神保健に関する知識の問題など、子どもの身体(からだ)と心に関わる様々な課題に取り組んだり、中高年の運動不足や生活習慣病、高齢者の心身の虚弱化と生活習慣や環境との関係など、からだと社会、からだと環境という視点で社会問題に取り組む専門家や研究者を育成します。
教職開発コース
学校教育の高度化を達成する核ともいえる、授業の開発、カリキュラムの開発および教職専門性の開発の先端的研究と実践的研究を推進し、質の高い学習環境の創出と教職の専門的資質や能力の高度化をめざします。
授業研究、カリキュラム研究、教師研究の発展を推進することをとおして、教師と協働して学校教育の改革を遂行するとともに大学などの高等教育機関において教師教育(現職教育を含む)を担う実践的研究者、幼児教育も含めた初等教育、中等教育段階の指導的教師を養成します。
教育内容開発コース
学校教育の高度化を実現する教育内容の理論研究と開発研究を推進し、小学校、中学校、高校の指導的教師、および教育内容における高度の専門的知識と教職の専門的見職を兼ね備えた指導的教師、および教師教育(現職教育を含む)を担う実践的研究者を養成します。本コースの特色は、科学技術教育、数学教育、言語教育、人文社会教育ならびに芸術教育(客員)と身体教育(客員)の諸分野の学術研究と教育の実践的研究を統合するところにあります。
学校開発政策コース
学校教育の高度化を推進する教育政策、教育行政・財政システム、学校経営の政策的、制度的な研究開発を行い、この領域の政策立案、行財政システム改革・経営・管理、政策評価等を遂行することのできる研究者と指導者な行政官(教育行政職員、学校管理職・指導主事、等)を養成します。平成18年度から従来の教育行政学研究室を改組再編し新専攻の下に新たなコースとして設置されました。研究の学際的性格もあり学内外の他研究分野研究科との連携・協力も得て運営されています。

大学院教育学研究科説明会

<日時・場所>
日時 平成28年5月25日(水)14:00 ? 17:50
全体説明会場 伊藤謝恩ホール(伊藤国際学術研究センター)会場案内図(PDF: 231KB)
コース別説明会会場 全体説明会会場にて当日ご案内します。
<プログラム>
13:30 受付開始(全体説明会会場前)
14:00 ~ 15:30 研究科全体説明
-平成29(2017)年度入学試験について
-各専攻・コースの紹介
 [総合教育科学専攻]
  1. 基礎教育学コース
  2. 比較教育社会学コース
  3. 生涯学習基盤経営コース
  4. 大学経営・政策コース
  5. 教育心理学コース
  6. 臨床心理学コース
  7. 身体教育学コース
 [学校教育高度化専攻]
  8. 教職開発コース
  9. 教育内容開発コース
  10. 学校開発政策コース
-質疑応答
16:00 ~ コース別説明
 第1部 16:00 ~ 実施コース

基礎教育学コース
比較教育社会学コース
臨床心理学コース
身体教育学コース※(下記参照)
教職開発コース

 第2部 17:00 ~ 実施コース

生涯学習基盤経営コース
教育心理学コース
教育内容開発コース
学校開発政策コース

※ 大学経営・政策コースは5月28日(土)10:00~12:00、赤門総合研究棟200講義室において別途実施します。
※身体教育学コースでは、第1部で概要の説明を行った後、工学部12号館に移動して実験デモ・ミニレクチャー・院生との座談などを19:30まで行います。

<その他>
参加費無料、事前申込不要
場内でのカメラ、ビデオ、録音機器、携帯電話等による撮影・録音・録画は、固くお断りいたします。
当日の配慮提供について何かご要望がありましたら、下記の問い合わせ先までご相談ください。ただし、こちらでは対応できないこともございますので、その点は予めご了承下さい。
<問い合わせ先>
東京大学大学院教育学研究科学生支援チーム(大学院担当)
E-mail:
TEL:03-5841-3908
参考資料についてはこちら

募集要項

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