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【シンポジウム】虐待と向き合う児童相談所の新たな役割と可能性―地域における安心の子育て支援の基盤整備に向けて―

主催

東京大学 大学院教育学研究科 附属バリアフリー教育開発研究センター

共催

東京大学産学協創フォーラム「臨床心理iNEXT」

企画趣旨

本シンポジウムでは、「地域(コミュニティ)において子どもの安全を守り、子育て支援の環境を整備する」をテーマとし、地域における健やかな子育て支援の核となる児童相談所の新たな役割と可能性を探ることを目的とする。

昨今、子ども家庭庁設立が決定された。また、再度の児童福祉法改正が決まり一時保護に新たに司法関与が求められ、また附帯決議として科学的に効果測定を行うことが初めて言及された。しかし、児童相談所は、業務が極めて多忙となっており、虐待事例への対応件数の増加や複雑化に対して十分に対応できていないことが指摘されている。

したがって、児童相談所においては、増大する業務量への効率的対応のために適切かつ迅速な判断ができるシステム作りが緊急の課題となっている。また、配置される専門職の専門技能の強化と均てん化も課題となっている。個人的資質や経験だけによらず、専門職の人材育成を改善し、専門的な技能の伝達を可能とする業務改善が重要となる。

このような児童相談所の課題改善に向けて、平成28年度には児童福祉法が改正され、特別区における児童相談所設置が可能となった。これは、地域住民の健康で安心な生活基盤を整備する中に子育て支援を位置付け、その拠点として児童相談所の新たな役割と可能性を探ることにもつながる。

このような子育て支援の新たな拠点となる児童相談所においては、子どもの安全を確保するだけでなく、職員にとっても働きやすい環境を早急に作る必要がある。そのためには、データを参照した実務やデータに基づく政策決定も重要となる。本シンポジウムでは、最新データを参照として、地域における児童相談所の役割と可能性を、子育て支援や児童虐待対応の新たなモデルの提案も含めて検討することを目的とする。

子どもたちの輝く未来へつなぐ児童相談所となるために、今何が必要とされているのかを議論していく。

⽇程

8 ⽉ 28 ⽇(⽇) 9 時〜12 時

開催方法

オンライン、無料

申込方法

下記のフォームからお申し込みください。
https://select-type.com/ev/?ev=lVlgb7zQti8

プログラム

[総合司会] 能智正博 東京大学大学院教育学研究科 教授

[ご挨拶]⼩国喜弘 東京大学大学院教育学研究科 教授;同大学院附属バリアフリー教育開発研究センター長

[企画趣旨説明]下⼭晴彦 東京大学 名誉教授/跡見学園女子大心理学部 教授

第 1 部 児童相談所の発展に向けて

1.地域における児童相談所の役割

古川 康司 (中野区児童相談所長)
田中 淳一 (中野区児童相談所 企画調整係長)

2.社会的養護から⾒た児童相談所への期待

髙田 治  (児童心理治療施設 川崎こども心理ケアセンター かなで 職員育成支援部長)

第 2 部 現状と課題

3. 児童相談所の現状と実務の課題

⼭本 恒雄 (愛育研究所 客員研究員)

4.データから⾒る児童福祉政策の課題

和⽥ ⼀郎(獨協⼤学 国際教養学部 教授)

第 3 部 課題解決に向けて

5.児童虐待対応における DX とデータ利活⽤

髙岡 昂太(株式会社 AiCAN 代表取締役)

6.臨床⼼理学からの統合的児童相談モデルの提案

下⼭ 晴彦(跡⾒学園⼥⼦⼤学 教授)

第 4 部 総合討論 (司会:下⼭晴彦)

古川 康司、田中 淳一、髙田 治、山本 恒雄、和田 一郎、髙岡 昂太


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