インクルーシブ教育定例研究会
国連のSDGsにおいて「包摂的且つ公平で質の高い教育」をすべての人々に対して実現することが掲げられている中、日本の学校現場では、管理の徹底や学習内容の閉塞化を背景に、特別支援学級・学校の在籍者が増加し、いじめや不登校の問題が深刻化する状況が進行しています。この研究会では、経済的貧困層・ニューカマー・障害児・性的少数者等社会的マイノリティの子どもたちが排除・周縁化されることのないインクルーシブな学校づくりを進めるため、教員・保護者・研究者をはじめとする幅広い関係者による学び合いを続けています。
外部資金による研究活動
共同研究,科学研究費,基盤研究(C)(研究代表者:宮地さつき) マイノリティへの教育支援をめぐる政治力学の比較研究,2020年度~(継続中)
共同研究, 科学研究費,基盤研究(A)(代表者:志水宏吉) 学校システムにおける排除と包摂に関する教育社会学的研究――マイノリティの視点から,2020年度~(継続中)
科学研究費,基盤研究(C)(研究代表者:二羽泰子)教育における差異のジレンマからの脱却に向けた不平等形成スタンダードの脱構築,2019年度~(継続中)
科学研究費,基盤研究(C)(研究代表者:小国喜弘)インクルーシブ教育における包摂と排除に関する総合的研究,2017年度~2021年度