石川県と東京大学大学院教育学研究科との幼児教育・保育に関する連携協定締結式について
2023年4月5日
東京大学大学院教育学研究科は、石川県と幼児教育・保育に関する連携協定を締結しました。締結式は2023年3月29日(水)に教育学研究科会議室にて、馳浩知事と小玉重夫研究科長により、執り行われました。
教育学研究科は、発達保育実践政策学センターを中心に、乳幼児期の子どもの発達および幼児教育・保育の実践や政策に関する研究を推進するとともに、幼児教育・保育に関する研究や実践に関わる人材の育成に取り組んでいます。他方、石川県は、子どもの最善の利益という観点から、子ども主体の教育・保育が実践できる人材育成を目指し、保育現場や保育士養成施設(大学等)とともに、アドバイザーの育成や、保育教諭向けの研修体系の構築などに取り組んでいます。本連携協定は幼児教育・保育に関わる研究事業に共同で取り組むことを通して、子どもの最善の利益という観点から幼児教育・保育の質を高め、発展させることに寄与しようとするものです。
教育学研究科では本連携協定に基づく共創の機会を最大限にいかし、乳幼児期の子どもの育ちを支え、学びを深める実践のあり方について検討し、提案していきたいと考えています。