山名 淳(やまな じゅん) 教授

教育哲学
専門は教育哲学・思想史研究です。人間が環境に働きかけ,そこに< 文化> を生み出しつつ,その< 文化> が人間に作用し返すような力動性を想像してみます。この力動性を主役として世界を眺めるとき,通常は人間を主役として理解される教育がいかに捉え直されるのか,ということに関心があります。Bildung 概念とその飜訳問題,都市と学校のアーキテクチャ問題,「新教育」の理論と実践,記憶と想起の教育学(メモリー・ペダゴジー)などを具体的な考察の領野としつつ,この課題に取り組んでいます。
代表著書:
- 『都市とアーキテクチャの教育思想』(勁草書房)
- 『夢幻のドイツ田園都市』(ミネルヴァ書房)
- 『災害と厄災の記憶を伝える』(共編著,勁草書房)