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グローバル・リーダー育成、欧州研修プログラム (教育学研究科・教育学部)

2025年4月18日

実施日: 2025年02月15日 ~ 2025年02月23日

教育学研究科・教育学部では、部局間協定校ストックホルム大学と11回目の学生交流プログラムとして、2月15日(土)から2月23日(日)にかけてストックホルム大学等を訪問する「グローバル・リーダー育成、欧州研修プログラム」を実施しました。

本プログラムでは、学生交流に加え、本学教育学研究科・教育学部とストックホルム大学教育学部の共催による国際シンポジウム”Education for Sustainable Societies in a Changing World”において大学院学生・学部学生全員が研究発表を行いました。両校に加え、ストックホルム大学と交流がある、教員養成の分野で有名なフィンランドのユヴァスキュラ大学の教職員および学生も2016年度より参加しています。

大学院学生5名と学部学生3名は、森田賢治准教授、北村友人教授、額賀美紗子教授、の引率により、現地での2日間にわたるプログラムを通じてストックホルム大学、ユヴァスキュラ大学の大学院学生たちと交流を深めました。1日目は、午前中に各校の紹介、パネルディスカッションが行われ、午後の国際シンポジウムでは、各校の学生たちによる研究発表が行われました。尚、夕刻にはキャンパスでレセプションが催され、3大学の学生たちが集まり交流を深めることができました。2日目は、2つの現地学校の訪問見学・生徒たちとの交流を行いました。

ストックホルム訪問前には、パリに立ち寄りUNESCO(国際連合教育科学文化機関)、 UNESCO IIEP(ユネスコ国際教育計画研究所)、とOECD(経済協力開発機構)を訪問し、教育分野に携わる職員の方から組織概要やプロジェクト、職員のキャリア等についてお話を伺いました。UNESCOでは教育に関する課題について学生が事前に考察した結果についてグループ発表を行いました。国際機関訪問前には、Global Partnership for Education, 世界銀行パリ事務所松吉由希子講師による特別講演が行われ、教育分野における取り組み、日本拠出状況や課題について学びながら、考える機会を得ました。約一週間、様々な経験を通じ持続可能な社会について教育を通じて考え、理解を深める大変充実した研修となりました。




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