小方 直幸(おがた なおゆき)教授
2014年1月22日

大学政策論
ユニバーサル化を迎えた大学は今、様々な課題に直面しています。とりわけ大学教育のあり方は、高等教育政策はもちろん、個別大学の経営上も大きな関心事となり、質の保証や教育改善のシステムを構築するための各種の取り組みが実施されています。高等教育の拡大と長引く景気の低迷が同時進行する中、大学教育は社会や職業とどのような接点を持てばよいのか、その接点を確保するために大学の教育プログラムや教員には何が求められ、それを恒常的に実現していくにはいかなる方策が必要であるのか、理念レベルの議論だけでなく個々の大学で取り組むことが可能な実践レベルの議論も含めた研究を行っています。