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大学院教育学研究科・教育学部 グローバル・リーダー育成、スウェーデン研修プログラム

2016年4月6日

大学院教育学研究科・教育学部 グローバル・リーダー育成、スウェーデン研修プログラム

教育学研究科・教育学部では、部局間協定校ストックホルム大学と2回目の学生交流プログラムとして、2月22日(月)から4泊6日の日程でストックホルム大学教育学部を訪問する「グローバル・リーダー育成、スウェーデン研修プログラム」を実施しました。このプログラムは、昨年度に引き続きスーパーグローバル大学創成支援事業における戦略的パートナーシップ構築プロジェクトに基づき実施されたものです。今年度は、同プロジェクトのもとスウェーデンの大学をパートナーとする文理融合型の全学的交流を推進しており、農学生命科学研究科の大学院学生1名も参加しました。

本プログラムでは、学生交流に加え、本学教育学研究科・教育学部とストックホルム大学教育学部の共催による国際シンポジウムEducation in the Era of Globalization: Towards the Realization of Sustainable Future (グローバル時代の教育―持続可能な未来の実現に向けて―)において本学の大学院学生・学部学生が研究発表を行いました。

大学院学生5名と学部学生13名は、北村友人准教授と職員3名の引率により、現地での3日間にわたるプログラムを通じてストックホルム大学の大学院学生たちと交流を深めました。1日目は、両校の紹介の後、ストックホルム大学のボランティア大学院学生の案内でキャンパスツアーと市内見学が実施されました。2日目の国際シンポジウムでは、午前に教員たちによるレクチャーが行われ、午後は両校の学生たちによる研究報告が行われました。発表後の質疑応答では、両校の学生および教員から質問とともに好意的なコメントが寄せられました。その後、夕刻には学内のファカルティ―・クラブでレセプションが催され、両校の学生たちはシンポジウムでの議論の続きやお互いの研究関心や学生生活などについて語り合い、交流を深めることができました。最終日の3日目は、ストックホルム大学の教職員同行のもと、2グループに分かれて現地小中学校の訪問見学を行いました。訪問先の学校では、それぞれ校長による詳しい説明の後、見学する時間が十分設けられ、質問に対しても丁寧に回答して頂きました。

今年度は、1日目の学生による大学紹介でスウェーデン語による自己紹介を行う大学院学生がいました。また、2日目のシンポジウムに男子学部学生が和装で参加、そのまま発表・懇親をこなすなど、一歩進んだ言語・文化交流の場面もあり、学生交流プログラムとして有意義なものとなりました。


  • 北村友人准教授と
    Astrid Söderbergh Widding
    ストックホルム大学学長

  • シンポジウムの光景

  • シンポジウム参加者集合写真


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