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インクルーシブ教育定例研究会「『発達障害』とされる外国人の子どもたち」のお知らせ

テーマ

「発達障害」とされる外国人の子どもたちーこれは包摂なのか排除なのか

日時

2022年2月27日(日) 20:00〜22:00

講師

金 春喜さん
1995年東京生まれ、韓国籍。京都大学大学院文学研究科修士課程修了、修士(文学)。専攻は社会学。現在、日本経済新聞社の記者

概要

日本にやってきた「外国人」の子どもたちは、いかなる困難に学校で直面するのでしょうか。今回の講師、金春喜さんは、2018年に、フィリピンから来日し「発達障害だ」と認められ、特別支援学校に進学することになったきょうだい2人にかかわった保護者や教員たちにインタビューを行い、その調査結果を、今回の講演のタイトルでもある、『「発達障害」とされる外国人の子どもたち』(明石書店、2020年)にまとめられました。
 金さんは著書の中で、調査を通して「「発達障害」の診断が下り、特別支援学校に通うことになった、1つの単調な事実の奥に隠れた、外国人児童の深刻な苦難の様相が浮かび上がってきた」と述べています。
 今回は、著書を出された後に新たに調査された結果も含め、「発達障害」とされた外国人の子どもたちが学校で出会っている困難の様相を具体的にお話し頂きます。
 外国人の子どもを「発達障害」と見なし、特別支援教育の対象とするのは、果たして外国人の子どもたちを学校教育へと包摂する試みなのでしょうか、それとも一種の排除と見なすべきなのでしょうか。当日は、金さんのご講演をうかがい、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
 外国人の子どもたちの学校問題をよりよく知りたい方、「発達障害」とされた子どもたちの問題をより深く理解したい方、インクルーシブ教育の問題をより深く考えてみたい方などにぜひご参加いただけたらと思います。

開催方法

オンライン(Zoom)

詳細・申し込み

https://select-type.com/ev/?ev=N7z4zVOAZgc



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