イベント・公募情報
「市民的教養のためのダイバーシティ・インクルージョン」プログラム 開設のお知らせ
このたび東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センターでは、学内外の大学生を対象とする教育プログラムとして、「『市民的教養のためのダイバーシティ・インクルージョン』プログラム」を開設いたします。
SDGs等においてインクルーシブな社会への転換が求められている中、日本社会では自分と異なる背景や特性を持つ他者に対する警戒感や排他的意識が根強く、しばしば社会問題として顕在化する現状にあります(ジェンダー平等へのバックラッシュやエスノセントリズムの台頭等)。本プログラムでは、東京大学におけるダイバーシティ・インクルージョンに関する人文社会諸科学の知見を基盤として、ダイバーシティ・インクルージョンに関する基礎的かつ実践的な思考を養うことを目的としています。プログラムは全10回の講義及び演習により構成され、所定の要件を充たした受講者には修了証を発行します。
実施期間
2021年9月-2022年1月
募集期間
2021年7/30(金)-8/30(月)(※応募者が定員に達した場合、期間内に募集を停止することがあります)
実施形式
Zoomを用いたオンライン形式(一部の回を除きオンデマンド受講も可能です)
使用言語
日本語
定員
100名程度
応募資格
原則として、大学に在籍する学生であること
参加費
無料
応募方法
こちらのフォームからお申し込みください。
スケジュール
1 | 9/13(月) 19:00-21:00 | イントロダクション:今なぜ「ダイバーシティ・インクルージョン」なのか | 星加良司・飯野由里子、東京大学教育学部 |
2 | 9/21(火) 15:00-17:00 | ブラック・ライヴズ・マター運動が問うもの | 土屋和代、東京大学教養学部 |
3 | 10/14(木) 13:00-14:45 | 特権とインターセクショナリティ | 飯野由里子、東京大学教育学部 |
4 | 10/22(金) 19:00-21:00 | 障害当事者運動と出会った自分を探る:障害、健常、男性、女性… | 崔栄繁、DPI日本会議 |
5 | 11/2(火) 14:55-16:40 | 「障害の社会モデル」という視点 | 星加良司、東京大学教育学部 |
6 | 11/10(水) 14:55-16:40 | 「公平性」と社会政策 | 星加良司、東京大学教育学部 |
7 | 12/3(金) 15:00-17:00 | 現代のメディア状況とダイバーシティの課題 | 林香里、東京大学情報学環 |
8 | 12/9(木) 13:00-14:45 | ポストフェミニズム論 | 飯野由里子、東京大学教育学部 |
9 | 12/16(木) 19:00-21:00 | ビジネスパーソンとの対話セッション | OTD(組織変革のためのダイバーシティ)研究会参加企業 |
10 | 1/13(木) 19:00-21:00 | クロージングセッション | 星加良司・飯野由里子、東京大学教育学部 |
協力
ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール(ふぇみ・ゼミ)
東京大学教育学部開講科目「ダイバーシティと社会」
東京大学教育学部開講科目「ディスアビリティ・スタディーズ」
東京大学教育学部開講科目「バリアフリー総論」
問い合わせ先
cbfdip@gmail.com