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教育学部・教育学研究科進入学・在学生・教職員の皆様へ
ならびに教育学部・教育学研究科の授業を履修予定の学生の皆様へ

2020年3月30日

2020.3.30

教育学部・教育学研究科進入学・在学生・教職員の皆様へ
ならびに教育学部・教育学研究科の授業を履修予定の学生の皆様へ

 2020年3月18日付けで東大総長から学生の皆様にもすでにメッセージが発出されておりますように(https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/COVID-19-message.html)令和2年度の授業開始にあたりましては、「4月からの新学期授業は学事暦通り行う」「対面での講義は最小限とし、オンライン化を奨励し推進する」「新学期の開始時に、教員および学生に対してのオンライン授業のガイダンスと試行を行う」という方針で実施することになっております。
 教育学研究科・教育学部におきましても、昨日3月18日の教授会において、「令和2年4月以降の授業の実施についは、現在、新型コロナウイルスの感染者がどこまで拡大していくのか見通しがたたない状況にあることから、当面の間は、教室等に多人数を集めて行う授業は実施しないこととし、その場合は、インターネットを活用した授業等の代替措置を行うこと」を原則として実施することを決めております。そして、そのためのオンライン授業実施のための教員研修や諸準備を行い、「2020年S1S2ターム授業実施に関して」と題する文書を3月19日付で発出いたしました。
 その後、3月26日に大学から公表のあったとおり、本学学生に新型コロナウイルス感染者が発生しました。また、同日には東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数が47名となり、日々加速度的に増大しています。小池都知事は、「感染爆発の重大局面」として、週末の外出自粛要請などを行っています。こうした状況を判断して、3月18日の教授会決定をふまえて以下のことを、学生、教職員の皆様にお願いします。

1.4月2日ガイダンスに関して
 午前の進学・入学ガイダンスは、オンライン配信で行います。また、午後の各コース別ガイダンス等もオンライン配信で行います。学生は極力、登校をひかえるようにしてください。すべて詳細は、学生支援チームやコースからの案内に従って、ご参加ください。

2.4月3日からの授業開始後1-2週間に関して
 教員も学生の多くの皆さんも、オンライン授業は初めての方が多いと思います。またオンライン授業も、教員と学生さんの信頼関係の上で成り立ちます。よって、当分の間は事前の課題等を示して行っていただきその後にオンラインでの授業を行ったり、あるいは開始時期や時間等の変更を行ったりすることもあります。これらは今後UTAS等で学生の皆さんに掲示を出しますので、それを都度チェックしよく読んで指示に従ってご参加ください。学生は感染拡大防止の観点から、極力、登校を控えるようにしてください。

3.渡日困難の学生・入国後自宅待機が求められている皆様へ
 渡日が困難な学生の方に対しては、学生支援チーム、各コースにまずご連絡のうえ,ご相談ください。東京大学全学の取り決めに応じて、入学等に関しては対応をさせていただきます。また、入国されて2週間の自宅待機のためにさまざまな手続き等のための来学できない場合も学生支援チームまで、早めにご連絡をください。オンライン授業等は学内でなくても受講が可能となりますし、ガイダンスや授業等の一部は録画して後日の対応も可能となります。

4.今後の見通しに関して
 今後このような事態がいつまで続くかは私どももわかりません。少なくとも現状におきましては、S1タームに関しては上記のような対応を行う予定です。ただし、今後の感染拡大状況や緊急事態宣言の発出、本学部・本研究科、本郷キャンパスでさらなる感染者が拡大した場合などは、ただちにより強い出校停止などを発出する場合もありますので、電子掲示板等の情報をこまめにチェックし、その指示にもとづいて行動をして下さい。
 また学生の皆様におかれまして、発熱等の体調不良の場合は、来校はお控えてください。やむを得ず来校する際には、建物や教室に入る際に手洗いや手指の消毒、マスクの着用や咳エチケットなどにご協力くださり、相互に感染拡大予防につとめ、健康衛生管理にご協力ください。
 以上は、S1授業に関してのご案内となりますが、学生さんの中には、授業だけではなく、新入学に際して、新たな環境での学生生活への不安等をお持ちの方もおられると思います。研究科・学部として、皆さんが安心して過ごせるよう、学業のみならず、生活や心理的・経済的な支援等も含め、必要に応じてご相談や対応をしてまいりたいと思っております。
 新年度からの皆さまの学習や研究が、中断されることなく、充実した形で実現できるよう、教育学研究科・教育学部として、教職員皆で協働しこの事態を乗り切っていきたいと考えております。

5.教職員の皆様へ
 できる範囲において、自宅等でのテレワークを推奨します。できる限り対面会議を中止し、遠隔会議を導入してください。

以上です。ご協力と体調管理のほど、よろしくお願いいたします。

 

教育学研究科長・教育学部長
秋田喜代美 

 
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