提案

The unity of all the sciences is found in geography -John Dewey "The School and Society"

目次


1.introduction

2.軸を決めて…


3.住みたい家


4.スキー


トップへ戻る


1-introduction


コミュニケーション-数学


文部科学省の「高等学校学習指導要領改訂案のポイント」の、「3.教育内容の主な改善事項」の中に「国語をはじめ各教科等で批評、論述、討論などの学習を充実」と、「言語活動の充実」が挙げられています。

私は数学と国語は密接に関連し得ると考えます。数学においても、生徒の言語的思考を促すこと、新しい思考に開かれることも重要です。

社会と数学


また「3.教育内容の主な改善事項」「理数教育の充実」の中には「指導内容と日常生活や社会との関連を重視」ということも述べられています。


数学はともすれば実感の湧きにくいものです。身近な対象との関わっていることを知ることもいいことでしょう。 入り口を別の教科で学ぶ内容、例えば社会から持ってくる、という方法もあるかもしれません。例えば社会で等高線のある図の見方を学びます。これは数学の空間図形に対応するところがあります。


そこで、次のような図から入っていくのはどうでしょう。

どんな形かな どんな地形かな

 

このような等高線の図があったとします。これはどういう地形でしょう?

二つの図を提示した上で、生徒をグループに分けてグループで考えてもらう、という形にも出来ます。

もし生徒が等高線の図を理解出来ていたり、上の課題が易し過ぎるようなら、上の等高線の図を「立体的に表現してみましょう」という課題を出してもいいでしょう。


どのような図を考えるでしょうか?人によって異なるかもしれません。異なる図が出たとき、比較するのも面白いでしょう。異なる図を組み合わせて考えるというのもあります。



トップページに戻る次へ

参照文献:

文部科学省 「高等学校学習指導要領改定案のポイント」 (文部科学省のホームページの「新しい学習指導要領」内)

1