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駒場から進学を目指す人へ
駒場からの進学状況
本コースでは,以下のとおり、文科,理科の各類からの進学を平等に受け入れています。


平成22年度平成23年度平成24年度平成25年度
文科U類5名6名3名2名
文科V類3名4名4名4名
理科I類1名3名5名1名
理科U類5名4名5名0名

開講されている講義
次のような講義が開講されます(平成26年度のシラバスはこちらをご覧下さい)。
  • 教育の中での身体運動・スポーツの役割および、社会における身体に関わる諸問題を理解するために身体教育学概論
  • 身体・運動・健康の基礎を知るために教育の生理学,機能解剖学,バイオダイナミクス
  • 身体運動に関する科学的思考を豊かにし、健康科学に関する理解を深め、実験手技を習得するための身体教育学実験演習
  • 発達にともなう心・脳の発達について知るために,心と脳の発達
  • 体育指導方法を知るための,運動指導方法,身体教育方法論
  • 健康に科学的にアプローチするために,健康管理研究入門、栄養学概論、安全・安心教育、ストレス・マネジメント概論

  • 身体教育学実習演習とプロジェクト研究
    主に3年生時に履修する身体教育学実験演習では、本コース所有の様々な実験機器の使用方法、エクセルやMatlabを用いた分析手法、レポート作成の方法などを学びます。演習の最後の2ヶ月間では、3人グループ毎に研究課題を計画し、実験遂行、データ分析を行ってもらいます。その成果を、コース教員、大学院生なども出席する「プロジェクト研究成果発表会」で発表します(最優秀グループは表彰されます)。ここでの経験は4年生時の卒業論文執筆にむけての良い予行演習となっています。

    H25年度のプロジェクト研究では以下の研究課題が行われました。
  • 球技熟達者と非熟達者におけるサッケードの差異について
  • 朝食が運動後の日常生活における気分に与える影響について
  • 乳児と成人における寝返り運動の差違について
  • 援助希求に対する抵抗感が生ずる要因について〜アンケート調査からの分析〜

  • 卒業論文
    H25年度は以下のような卒業論文が執筆されました。
  • 中学校における身体教育 ―武道必修化を中心として―
  • 力発揮方向と努力感との関連性に腕の姿勢が及ぼす影響
  • 運動計画プロセスが運動記憶の獲得及び想起に与える影響
  • 大学野球選手の身体能力およびマウスピース装着の有無が投球・打球速度におよぼす影響
  • 学習反対側の運動方向数に依らない両腕運動から片腕運動への学習効果の転移量
  • 異なるリズム構造をもった音刺激に対するタッピング動作の正確性について
  • 健常者歩行の床反力調節特性について
  • 球技熟練者と非熟練者における視覚情報処理能力の比較
  • 思春期の生徒において、抑うつ傾向と部活動参加には関連があるか
  • 軌道が急激に変化するターゲットに対する視線追跡能力の評価 ―野球選手と一般人の比較―
  • 立位姿勢制御における周期的視覚外乱の作用
  • 報酬と罰による運動学習効果の差異
  • 音による顔の印象の変化について
  • 大学生のソーシャル・ネットワーキング・サービスの利用実態と不安・抑うつに関する研究
  • 学校教員の精神保健リテラシー:学校での精神保健リテラシー教育の実施可能性を考える
  • テレビドラマと「障害者」像 ―形式・意味・情動―
  • 食事時刻の変化が健常者の身体活動量および抑うつ気分の日周リズムに及ぼす影響
  • 筋のボリューム及び筋同士の接触を考慮した筋骨格モデルの開発

    H24年度は以下のような卒業論文が執筆されました。
  • 到達運動における運動軌道と到達点の分布の関係性
  • 身体サイズが運動の速度・敏捷性に及ぼす影響
  • プロ野球の観客動員数と球団・選手の関連性について
  • 周辺視野拡大トレーニングの有効性の検証
  • 投球動作における指関節とボールの動作・力学的解析
  • メンタルヘルスリテラシー教育プログラムの開発と効果検証
  • 自由なタイミングで行う運動と刺激に反応して行う運動における運動学習に違いがあるか
  • 運動記憶の定着と睡眠の関係について
  • ギャラガーの身体論 ―幻肢痛を中心に―
  • 絶対音感に間接的相対的判断が混入しうる可能性に関する考察
  • 凶器が目撃者の視覚に及ぼす影響
  • 応援時における「テク」の解析的研究 ―応援歌「闘魂は」に着目して―
  • 異なる重心制御タスク間で内部モデルは共有されるか
  • 運動の心理的効果に対する生態学的な研究
  • 空手の稽古体系の問題点と生涯スポーツとしての可能性
  • 一過性の有酸素運動が短期および長期の記憶能力に及ぼす影響に関する研究

  • 卒業生の進路
    約1/4〜1/3の学生が大学院に進学します。その他の学生は、公務員、中学・高校教員、一般企業(三菱東京UFJ銀行,みずほ銀行,三井住友銀行,郵便事業,野村証券,クレ ディ・スイス証券,三菱商事,住友商事,鈴与,日本生命,住友生命保険,東京海上日動,三井住友海上,日本興亜損保,トヨタ自動車,旭化成,鹿島建設,住友軽金属工業,島津製作所,日本郵船,三井物産,三菱地所,コーワ,石川 島運搬機械,富士フイルム,キーエンス,クラレ,P&Gジャパン,日本たばこ産業,キリンビール,ピアス,ノバルティスファーマ,三菱電機,NTT東日本・西日本,NTTデータ,KDDI,ディー・エヌ・ エー,エヌアイ情報システム,シンドバッド・インターナショナル,メディカルプリンシプル,日本航空,全日本空輸,日本通運,西濃運輸,スターバックスコーヒージャパン,サイゼリア,FBS,フロムスクラッチなど)、報道出版関係(テレビ朝日,日本放送協会,毎日放送,電通,博報堂,松竹,大日本印刷など)、その他に就職しています。