中学校の先生

〜中学校教員の授業外業務と労働実態〜

教員は、中学校に限らずどの校種であれ多くの仕事を抱えています。

教員の仕事というと、黒板の前に立って児童・生徒を相手に授業をすることがまず思い浮かぶでしょう。
しかし、そのような教科指導以外にも実に様々な仕事を抱えているのが“教員”なのです!!

生徒指導、部活動やクラブ活動の指導、会議や保護者への連絡、そのほか事務作業等………

このような多くの仕事をこなすのに、残業を余儀なくされているという過酷な勤務状況。
さらには学校内だけでなく自宅に帰ってからの持ち帰り仕事も多く見受けらます。

教員の仕事はとても大変なものなのです。



ところで、最近子どもたちの学力向上ということばを耳にすることが多いように思われます。
そして、そのために教員の質の向上が叫ばれ、良い先生の授業を我が子が受けることが保護者のニーズとなっています。

確かに子どもたちがよりよい授業を受け、より良い学びを経験するためには教員の質の向上は必要不可欠でしょう。
しかし、現在のように残業時間が長く、さらに挙げればきりがない煩雑な仕事を日々こなす教員にとって、
良い授業を行うための授業準備の時間を確保することは極めて難しいのです…



教員が、子どもたちと向き合い、良い授業を行うことができるだけの十分な時間を確保できるようにする。
そのために、現在の教員が置かれた境遇をどう改善していくのかを、今、しっかりと考える必要があります。

このホームページでは、中学校教員の授業外の業務内容について、“部活”を中心に調べてみました。
それをもとに、教員の待遇がどのようになっているのかについてみてみようと思います。



現役教員インタビュー
          どちらから見てみますか?          教員の労働実態


このページの作成者

東京大学文学部言語文化学科3年 和嶋 渓
東京大学教育学部教育心理学コース3年 川本 哲也