特別支援教育の理念


なぜ、「特殊教育」から「特別支援教育」へ変わったのでしょうか?
その基本的理念を簡単につかんでみましょう。


○なぜ「特別支援教育」に変わるの?

・日本における、「特殊教育」の割合の低さ(1.5%程度・・・諸外国で は数%から10%程度)

・障害の重度化・重複化

・情緒障害・軽度発達障害(LD・ADHD等)など、これまで特殊教育 の対象となってこなかった児童生徒の受け入れ

 

 
○特殊教育との違いは?

・特殊教育=障害の種類や程度などに応じて特別な場で指導を行う教育

・特別支援教育=障害のある児童生徒一人ひとりの教育ニーズに応じた 適切な教育支援

 
○理念の実現のためにはどんなことが必要?

・Plan-Do-See(策定−実施−評価)のプロセス重視、個別指導計画 の作成

・学校としての全体的対応(特別支援コーディネーターの配置)、保護 者の積極的参画

・関係者の意識改革


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