数学UA

(1) 計 算 法
 近似値や誤差について理解を深めるとともに,表・図などによる計算法について理解させ,これらを用いることができるようにする。
ア 近似値,誤差,近似式
  近似式は,一次式で近似する程度とする。
イ 表や図による計算
  計算図表は簡単なものとする。
ウ 簡単な実験式
 対数方用紙や半対数方眼紙,を用いて,グラフが直線となる程度とする。

(2) 確率と統計
 確率の概念を明らかにするとともに,記述統計について理解を深める。また,推測統計の基本的な概念を理解させ,統計的な見方や考え方を養う。
ア 確率
 (ア) 順列と組合せ  nPrとnCrの程度とする。
 (イ) 確率の意味
 (ウ) 確率の計算  加法定理,乗法定理
イ 統計
 (ア) 標準偏差
 (イ) 推測統計の考え方  母集団,標本,標本調査

(3) 数列と極限
 簡単な数列について,自然数との対応関係を考え,その数列の特徴をとらえさせる。また,数列および関数の極限の概念を理解させる。
ア 等差数列,等比数列
  年金,償還などを含む。
イ 数列の極限
  無限等比級数を含む。
ウ 関数の極限
  直観的に扱う。

(4) 微分法と積分法
 微分係数,導関数および積分の概念とこれらの応用について,四次までの整関数の範囲で理解させる。
ア 導関数とその計算
 (ア) 微分係数
 (イ) 導関数の計算   関数の和・差の導関数
イ 導関数の簡単な応用
 接線,関数値の増減,速度,加速度など
ウ 不定積分とその計算
エ 定積分とその簡単な応用



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