集団指導(第1回) 単元:総合(前回4回の復習)

☆授業計画
@問題がとけなかった子に、「何がわからなかったか」、「次どうすればいいか」というのを積極的にといかけてみる。
Aぼーとしている子に対して、「なんで勉強をしているか」と問いかけてみる。
Bしゃべってばかりいる子に、「なんでしゃべるのか」、「なんでしゃべっちゃだめなのか」と問いかけてみる。
Cなんで間違ったか、みんなの前で発表できたらシールをあげる。点数が高くない子の救済処置と説明する。
D「なんで?」というといかけを頻繁にし、それに対して答えられた子にシールをあげる。

☆結果
@結局時間との兼ね合いで、「何がわからなかったか」は聞けてもそこから「次どうすればいいかを生徒から引き出すより先に自分で「こうすればいい」と答えてしまっていた。
A時間的余裕がなかった。→無理
B聞くより先に隣の席に座ってしまった。
Cなんでそれによってシールかもらえるかということにたいして全体的なとまどいが感じられたため、点数が高くない子の救済処置と毎回そうすることが重要だと説明したが、みんなが消化できているか不明。
Dこれに対しては一番手ごたえを感じた。みんなが食いつくのがわかった。「なんで?」という問いに答えることが重要であるということにたいして、生徒との間ですでにコンセンサスがとれていたためと考えられる。

☆考察
・集団授業であることが問題なのではなく、延長ができないということと一回の授業で進むべきカリキュラムが詰まっているので、それ以外の深い問いかけがしづらいし、ひとりの生徒に対して何分間も時間をさけずについつい自分が答えを言ってしまう。
・シールを上げる際にはその行為をすることが価値があると生徒との間でコンセンサスがとれていることが重要。
・目が合ってるのに名前を思い出せずに当てられない子がいた。