アニメーションの原点は、パラパラ漫画やゾードロープや驚き盤といったものである。それらのある意味で原始的なものは、高度な技術を使ったアニメが当たり前の時代になった今でも、我々に純粋な驚きを与えてくれる。
大人になった時のアイデアの原点となるものは、少年時代に純粋に「面白い」と感じたことであるとよく言われる。感受性が高いとされる学童期に新鮮な体験をすることは、その人の将来に多大な影響を与える。
そういう意味でも、学校現場における芸術教育というのは、「学び」の喜びというものを多分に子ども達に与えることができる。生徒に「生きる力」を与える教育とされる、総合的な学習の時間において、子ども達に「学び」の喜びを与えることは非常に重要なことだ。そのキッカケになるという点で、芸術教育の役割は非常に大きいと感じている。
総合的な学習の時間の中で芸術教育が大きな可能性を秘めていることが、このページを通じて少しでも伝えられたのであれば本望である。
最後になりましたが、本章の作成にあたって大変お世話になりました皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
このパートの作成者
東京大学 教育学部 教育行政学コース 3年 讃井康智 (Sanui Yasutomo)
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・芸術教育と総合的な学習の時間
・川島真紀雄 「『総合的な学習の時間』の意味と美術教育」 1999
・体験活動事例集 −豊かな体験活動の推進のために−
・「美術教育の総合性と 総合的な学習の時間」への試み "Period for Integrated
Study"
・中青戸小学校図工室
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・広島大学附属福山中・高等学校<美術の授業>研究と実践
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