基礎学校の事例 ベルリン・ノイルケンの基礎学校
1階の大ホール周辺には中級クラスの部屋があり、2階は上級クラスの部屋が配置されている。初級クラスは小さな前庭のまわりに置かれている。上級、中級、初級とも3教室の集まりが1クラスターとなっている。1階の大ホールから東へ向かって多目的に使える部屋が続いており、小さな舞台はホールからも多目的室からも見えるようになっている。この敷地の東側は、4階建ての建物程度の高さの木々に遮られていることから、教室はすべて南と東の方角に向いている。初級クラスの部屋は2つの壁面が窓になっている。中級クラスと上級クラスの部屋では、部分的に一面の壁の上部が採光用窓になっており、そこにはルーバーが斜めに取り付けられている。

南東側

東側

ステージ側から見た講堂と多目的室

平面図および断面図
出所 : 世界現代建築写真シリーズ13−教育施設−
