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令和7年度「教育の生理学」
山本義春 (身体教育学コース)、内匠 透(神戸大学医学研究科)
令和7年7月19日
教育生理学は、教育対象の精神的・身体的機能のうち、教育の受け容れを可能にする諸機能と、それらに対する教育内容・方法・環境等の影響を生理学的に解明することを目的とする。本年は特に、神経系の構造と機能を学び、運動や学習と記憶等の教育の神経生理学的基盤および睡眠や精神機能の成り立ちとその破綻について理解を深めることを目指す。
- 『カールソン神経科学テキストー脳と行動ー 原書13版』
丸善 (2022)
- 第1回(4月4日)の講義において、上記教材の第2章〜第4章「神経系の構造と機能(細胞、神経系、薬理)」に関連する資料を提示する。
- 第2回(4月25日)に、この資料に基づいた小試験を行う。
- 第3、4回(5月9日, 5月16日)に、試験成績についてフィードバックを行い、脳・神経科学の基礎についての理解を深める。
- 第5回(5月30日)以降は、以下の章の内容について順次学習して行く。内容に関する受講者のプレゼンテーションと担当教員による補足および関連研究動向の解説を行う。
| 章 | 内容 | 日程(予定) |
| 8章 | 運動の制御 | 5月30日 |
| 11章 | 情動 | 6月6日 |
| 9章 | 睡眠と生体リズム | 6月13日 |
| 13章 | 学習と記憶 | 6月20日 |
| 17章 | 統合失調症と感情障害 | 6月27日 |
| 予備日 | ~ | 7月4日 |
| 15, 18章 | 発達段階の神経系, ストレスと不安障害 | 7月11日 |
- 最終回(7月18日)に以上7章の内容についての小試験を行う。(注意:今年度は上記単元の分担が多かったこともあり、事後試験は行わない。事前試験とプレゼンテーションで評価を行う)
- 2単位
- 教育学部450A講義室
- 10:25〜12:05
- 2回の小試験の結果および最初の小試験後の理解度の向上を重視する。
- プレゼンテーションおよびディスカッションへの参加の程度によりさらに加点を行う。
- 以上による総合評価を行う。教務上は「平常点」となる。
令和7年度「教育の生理学」
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を日本語化したもの (2025 JA patch-3.2beta1.41 (Released 2025-04-09) 版)
を用いて生成されました。
コマンド行は以下の通りでした。:
latex2html -split 0 kogi_ug1
翻訳は 2025-07-19 に実行されました。
2025-07-19