人間の活動あるいは行動に関する探究に際しては、微視的・巨視的両視点から の総合的なアプローチが必要である。本ゼミでは、「臓器と個体」「神経細胞と 脳」「個人と社会」など、「要素と全体」を繋ぐ数理モデルを中心に、複雑適応 系・創発システム・自己組織系などに関する研究論文を輪読する。また、必要に 応じて、自身の研究発表および討論を行う。
論文の選択は、(計算)神経科学、数理生物学、サイバネティクス、数理経済学、 数理社会学などの分野から、原則として担当教官が行う。一回に一名の受講者 が内容を紹介し、その後参加者全員で討論を行う。ただし理解が不十分であれ ば、複数回に渡ることもあろう。担当教官もなるべく平易な解説を心掛けるの で、参加者も「理論的に考える」ことを心掛けて欲しい。
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