数学V

A 解  析

(1) 数列の極限
 基本的な無限数列について,極限の考えを理解させ,無限等比級数の意味を理解させる。
ア 数列の極限
  無限等比級数を含む。

(2) 微分法とその応用
 簡単な初等的な関数の範囲で,導関数を求めたり,それを応用したりすることができるようにする。
ア 関数とその導関数
 (ア) 関数値の極限
  直観的に扱う。
 (イ) 関数の商の微分法
  y=xn(nは整数),y=ax+b/x+c,y=ax+b/x2+1の程度とする。
 (ウ) 合成関数・逆関数の微分法
  y=xk(kは有理数),y=√ax+b,y=√a2−x2の程度とする。
 (エ) 三角関数の導関数
 (オ) 指数関数・対数関数とそれらの導関数
  y=eax,y=log(ax+b)の程度とする。
 (カ) 第二次導関数
イ 導関数の応用
 (ア) 接線,関数値の増減,曲線のおうとつ,速度,加速度など
 (イ) 近 似 式

(3) 積分法とその応用
 積分法について理解を深め,簡単な初等的な関数の範囲で,積分を求めたり,それを応用したりすることができるようにする。また,微分方程式の意義について知らせる。
ア 関数の積分法
 (ア) 簡単な部分積分法,置換積分法
 部分積分法については,簡単な関数について一回の適用で求められるものにとどめ,また,置換積分法については,ax+b=t,x=a sinθと置き換える程度とする。
 (イ) いろいろな関数の積分
イ 積分の応用
 (ア) 面積,体積,道のりなど
 (イ) 微分方程式の意味
   dy/dx=ky(kは定数)の程度の微分方程式を解くことを含む。



B 確率・統計

(1) 確率分布
 母集団と標本の考えおよび確率分布の意味を明らかにし,二項分布と正規分布について理解させる。
ア 母集団と標本
イ 確率分布
  確率変数の平均,分散,標準偏差を含む。
ウ 二項分布,正規分布

(2) 統計的な推測
 統計的な推測における基本的な考え方について理解させる。
ア 統計的な推測



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