A 代数・幾何 (1) 平面幾何の公理的構成 平面幾何について,数学における公理の意味と公理的構成について理解させる。 ア 公理,定義および定理の意味 イ 平面幾何の構成 (2) 空間における座漂とベクトル 座標とベクトルの概念を空間へ拡張し,それらを理解させ,基本的な図形を式に表わすことができるようにする。また,ベクトルが,平面においても,空間においても,ともに同じ考えに基づいていることを理解させる。 ア 空間座標 点の座標,二点間の距離,線分の分点 イ 空間におけるベクトル ウ 空間におけるベクトルの加法,減法および実数との乗法 エ ベクトルの内積 オ 直線,平面および球の方程式 (3) 行 列 行列とその演算について理解させ,連立一次方程式が一つの方程式として表わされることや一次変換と行列との関係について理解させる。 ア 行列の意味 イ 行列の演算 加法,減法,実数との乗法,乗法 ウ 連立一次方程式 エ 一次変換 平面上で,原点を動かさない一次変換を扱う。 (5) 二項定理,有限数列 二項定理や数列を通して数学的帰納法について理解させる。また,簡単な数列について,その特徴をとらえさせ,帰納的に定義するしかたとその意義を理解させる。 ア 二項定理 イ 簡単な数列 等差数列,等比数列など ウ 数学的帰納法,帰納的定義 B 解 析 (1) 微分法と積分法 微分係数と導関数の意味を理解させ,簡単な整関数の範囲で,導関数を求めたり,それを用いたりすることができるようにする。また,積分の意味を理解させ,それを簡単な整関数の範囲で応用できるようにする。 ア 微分係数の意味 イ 導関数とその計算 関数の和・差・積の導関数 ウ 導関数の応用 接線,関数値の増減,速度など エ 積分の意味 オ 積分の応用 面積,体積など |
戻る |