中央教育審議会

1953年に設置された、教育・学術・文化政策策定のための文部科学大臣諮問機関です。教育の振興、生涯学習の推進、スポーツの振興など重要事項を調査審議します。他の教育関係審議会よりも一段上に位置づけられています。

中央教育審議会の委員は、次のように構成されます。

学識経験者、民間人など20名以内の委員
特別の事項を調査審議するための臨時委員
専門の事項を調査するための専門委員

中央教育審議会には、教育制度分科会、生涯学習分科会、初等中等教育分科会、大学分科会、スポーツ・青少年分科会の5つの分科会があります。

中央審議会が果たしている役割としては、高校の多様化・生涯学習の基盤整備・高等教育の多様化などを求めた答申が戦後の日本の教育政策・制度改革を方向づけてきた、ということが挙げられます。