子どもと若者の
発達障害系こだわり

下記の項目のうち、最近のお子さんの状態にあてはまるもの、近いものはありますか?

  • 手がべとべとしている感じがして手洗いを何度もする。
  • 普段の行動に細かいルールがあり、その通りに進まないと最初からやり直す。
  • 線がまっすぐ書けなかったり、字の大きさや形が思い通りにいかなかったりすると何度も書き直す。
  • ものの置き方、順番にこだわりがあり、少しでもずれると気になって仕方がない。
「発達障害系こだわり」

これらの項目にお心当たりがあるようでしたら、もしかしたらお子さんには発達障害のお子さんによく見られる「こだわり」があるかもしれません。

これらは、お子さんが安心感を得るための大切な行動である場合もありますが、種類が多くなったりルールが複雑になったりなると、いろいろな行動に時間がかかったり、周りの人から怒られてしまったりして、生活がうまくいかなくなってしまうことがあります。

下山研究室(東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース)では、「応用行動分析」という方法にもとづいて、こだわりによって生じている生活上の問題を解決するお手伝いをしています。

応用行動分析とは、「行動」とその行動が起きる「状況」、行動が生じたあとの「結果」の関連に着目し、それぞれを調整・工夫することで問題を解決することを目指す方法です。下山研究室では、応用行動分析によって7歳から18歳(小学生から高校生)のお子さんを対象に「こだわり行動」を改善できるよう、プログラムを開発中です。

現在、一般の方にもこのプログラムをご利用いただけるよう、ご相談を受け付けております。

お子様のこだわり行動は、一見すると単なるわがままや頑固と誤解されてしまうことも多いです。しかし、本人にとってはストレスが多い毎日をなんとかやり過ごすために、こだわり行動で自分を落ち着けている場合があります。本人もやめたいけどやめられず、どうして良いか分からなくなっているかもしれません。

こだわり行動は、本人や家族誰かひとりのせいで起きているわけではありません。そのような行動が見られた際には、行動を問いただしたり、指摘したり、あるいは叱ったりすることはしないでください。むしろ、本人との良い協力関係を築き、協力して問題行動の改善を試みることが重要です。「発達系こだわりプログラム」では,ご本人・ご家族と協力して,そのお手伝いをさせていただきたいと思っております。

「発達障害系こだわり」

1.受付面接

料金:
4000円×1回
所要時間:
90分程度
内容:
相談申込書の記入。どのようなことでお困りか、お話を伺います。
お越しの際には、紹介状(医療機関にかかっている方)や、チェックリスト(下記↓)をご持参ください。

2.アセスメント面接

料金:
小学生以下:4000円✕1〜2回
中学生以上:5000円✕1〜2回
所要時間:
各回1〜2時間程度
内容:
受付面接で伺った問題の成り立ちや経緯を把握するため、さらに詳しくお話を伺います。この面接を踏まえて認知行動療法の実施の可否、または今後の対応や進め方を決定します。
ここで、質問紙への回答や客観的に症状の重症度を測定したりします。
(担当者ではなく、強迫やこだわりを専門で学ぶスタッフや大学院生が検査面接の枠組みで実施することもあります)

3.応用行動分析による介入の実施

料金:
小学生以下:4000円✕12回
中学生以上:5000円✕12回
所要時間:
各回につき、ご本人面接=1時間~2時間、保護者面接=1時間程度(ご本人、保護者の方が別々の日程で面接することも可能です)
内容:
具体的なプログラムについては、実施が決まりましたらご説明させていただきます(ご本人の状態に合わせ、ご納得いただいた上で参加いただきます)。

4.フォローアップ面接

料金:
小学生以下:4000円✕3回程度
中学生以上:5000円✕3回程度
所要時間:
各回1時間程度
内容:
プログラム終了後、再発・再燃の予防や今までの面接の振り返りを必要に応じて行います。実施しないこともあります。

(必ずご確認の上お申し込みください)

  • プログラムの上記料金は、いずれも親子一緒で来談した場合です。別々に来談した場合には、東京大学大学院教育学研究科附属心理教育相談室の料金表に基づいた金額をいただきます。
    料金表はこちらです。http://www.p.u-tokyo.ac.jp/soudan/010annai/020_shurui.html
  • 受付面接時にご本人が来談できる方に限ります(保護者面接のみの実施や電話相談はお受けできません)。
  • 受付面接のみ、平日 10 時~17 時にお越しいただいております。ご調整をお願いします。
  • 7 歳未満、19 歳以上の方では認知行動療法プログラムをご利用いただけません(一般の心理相談として対応させていただきます)
  • 明確な知的な遅れがない方を対象としております。知的な遅れがある場合には、一般の心理相談として対応させていただきます。また、当相談室では発達障害児を対象とした「療育」は行っておりませんのでご注意ください。
  • 現在医療機関を受診されている場合には、主治医にご相談の上、許可が出てからお申込ください。紹介状もご用意ください。
  • 当相談室は大学院生の研修機関となっています。面接を担当するのは臨床心理士有資格者、または資格取得を目指す大学院生で、臨床心理学の教員と相談の上で面接を担当いたします。
  • 研究参加のご案内をさせて頂くことがございます。予めご了承ください。(詳細はこちらへ)

1.まずは東京大学心理教育相談室までお電話をください

電話番号:
03-3818-0439
(心理教育相談室直通)
受付時間:
月曜日から金曜日までの平日10:00〜17:00。
ときどき、お休みの時があります。必ず開室予定をトップページ画面で確認して下さい。
内容:
「下山研究室の【子どもと若者の発達障害系こだわりプログラム】に申し込みたい」 とお伝えください。
心理教育相談室は心理職を目指す大学院生の研修機関のため、ご利用につきましてはいくつか注意事項がございます。こちらのご利用上の注意を必ずご確認ください。
お申込み情報としては、お名前、ご住所、お電話番号、生年月日、ご相談内容、初回面接の日程条件などを伺います。

2.受付面接日程

ご案内:
お申し込みのお電話から約1週間後に、再度 当相談室にお電話をお願いしております。その際に、ご来室の可否および ご来室いただく場合には面接候補日をお知らせいたします。

3.受付面接の実施

ご案内:
受付面接日までに、下記のチェックリストをご用意ください。
ご本人、保護者様各1通ずつ記入してお持ちください。
紹介状をお持ちの方はお忘れないようお願いします。