比較教育社会学コース 修士論文のテーマ
近年の論文題目一覧
修士論文
2016(平成28)年度
- 資格取得ルートと労働者の「知識」・「技術」・「態度」との関連についての考察
―介護福祉士を対象とした質的研究― - 外国にルーツを持つ子どもの自己認識
―地域学習支援教室に通う中学生に着目して― - ナショナリズムをめぐる学校・生徒それぞれの言説の関係性について
―ジャワ島の学校を事例として― - シティズンシップテストによる移民統合の比較社会学
―欧州と北米におけるテスト普及の影響に着目して― - 大卒学歴内部の不平等はなぜ生まれるか
―専攻間格差の計量社会学― - 日本社会における学歴の収益の生成メカニズムに関する計量的研究
―スキル偏向的技術進歩に着目した分析― - 定時制高校における就職指導のエスノグラフィー
―“頑張らせる”指導とその臨界点―
2015(平成27)年度
- <居場所>概念と実践の可能性
―事例研究を通して― - 子どもの貧困対策における教育と福祉の連携の実態に関する実証的研究
―困窮家庭の児童に対する自治体の学習支援事業に着目して― - 中学生の生活時間の計量社会学
―「受験体制の社会学」再考― - わが国における作文指導の「表現内容」から「表現方法」への変容過程
―1980 年から2002 年までの国語教育雑誌の分析を通して― - 若年層の自律的キャリアに関する実証的研究
―大卒20 代を対象にした転職者インタビューとキャリア面談を題材に― - 教員採用における「選考」に関する研究
―教育公務員特例法の成立過程を中心に―
2014(平成26)年度
- ユニバーサル時代の高等教育における「公正さ」の解釈・実践とその葛藤
―ニューヨーク市の高大接続策を事例に― - 大学生のアルバイト時間が成績と就職に与える影響
―経済的背景に着目して― - 進路指導を組織化する
―高校教師の語りからみる指導の論理― - 個人の教育達成過程における地域の機会構造効果の再検討
―ミクロデータを用いた実証的研究― - 専門職アスピレーションの形成と職業達成に関する計量的研究
- 武道系部活動における「礼」のあり方についての研究
―高校部活動の考察を通して― - 中国の若者の移行期と家族関係
―江蘇省S県出身の大卒者に対するインタビュー調査に基づいて― - 韓国の教育熱と圧縮された近代化
―母親のライフヒストリーを手掛かりに―
2013(平成25)年度
- 大学教員に期待される能力
―日本における公募条件の比較から― - 丸の内朝大学受講生にみる新たな共同体の模索
- 教員のキャリアプランを通してみた指導主事制度の機能に関する研究
- 韓国人留学生の進路選択と雇用問題
―「リージョナル人材」の実像― - 管理職を通してみた学校運営協議会の意義と限界に関する研究
―東京都の公立A小学校を事例として― - 日本の「世界史」教科書における地図資料分析
―空間表象の国際比較から― - 女子学生の就職活動プロセスとキャリア選択
―2時点インタビュー調査による質的研究― - 学校現場における「学校評価」の機能に関する実証的研究
―学校評価と学校運営の改善をつなぐロジックに着目して―
2012(平成24)年度
- 「中国における女子高等教育機関の成立と復活
―伝統文化・社会主義・ジェンダーのダイナミズム―」 - 「キリスト教会立フリースクールの諸機能」
- 「子どもの学業をめぐる家庭の教育戦略に関する研究
―子どもへの学業期待の低さに着目して―」 - 「クロスカルチュラル児童と学校空間に関する考察
―公立小学校におけるアクター間の関係性の観察を通して―」 - 「現代日本の高校生におけるメリトクラシー
―進路指導と規範の内面化に着目して―」 - 「学校への「意見・要望」に対する保護者と教師の認識に関する実証的研究」
- 「日本の韓国系コミュニティにおける学校外教育の事例研究
―学習塾「J学院」でのフィールドワークを通じて―」
2011(平成23)年度
- 「現代アイドル論におけるAKB48」
- 「個別指導塾を選ぶ子ども達」
- 「高校生の進路選択過程におけるジェンダー
―専攻分野の偏りに着目して―」 - 「近代日本における学校制度成立史
―法体系の整備と経済基盤の確立について―」 - 「個性・選抜・教育
―AO入試をめぐる進路と指導―」 - 「富士山の世界遺産登録運動の変遷とその背景」
- 「普通科高校専門コースにおける学習と進路選択に関する研究
―A高校福祉コースを事例に―」 - 「チャーターと学習指導体制の対応関係に関する学校組織論的研究
―地方公立進学高校における探求学習の教育課程編成化を事例として―」 - 「「パンクバンド」の居場所とアイデンティティ
―存在証明のための“瞬間”から、成長のための“時間”へ―」 - 「発達障害観の内容分析
―境界線に着目して―」 - 「総合型大学農学部教育と職業選択意識の変容
―台湾の農学部大学生を事例として―」
2010(平成22)年度
- 「戦後大学組織の正当性
―国際基督教大学の成立と危機―」 - 「地域コミュニティによる学校支援の可能性
―学校支援地域本部の事例研究を通じて」 - 「日本の労働市場における長期雇用と年功賃金の変化に関する計量的研究」
- 「越境者の文化コンピテンシーによる『適応』への試み
―日本の大学に進学した帰国生の経験から―」 - 「美術系大学を経由したアイデンティティ変容
―美大生へのインタビューを通して―」 - 「学級集団内に形成される人間関係の序列化に関する研究」
- 「関係性を基盤とした若者の社会参加
―若者支援現場で選択される生と労働―」 - 「多様化を志向する高校改革と学業不振層教育
―東京都・エンカレッジスクールを事例として―」 - 「教職大学院の存立メカニズムに関する研究
―制度・需要・運営に着目して―」 - 「ネット文化でつながる中国と日本:80年以降世代(パーリンホー)とコスプレ」
- 「私費留学生の進学意識の形成と変容に関する研究
―日本語学校に在籍する留学生へのインタビューを手がかりにして―」
2009(平成21)年度
- 「首都圏の中高一貫校における進学行動分析
―進路意識の形成過程とキャリア教育―」 - 「シングルマザーのライフコースと生活実態
―困難をもたらす諸要因の包括的分析―」 - 「制度・教育組織・合理性
―組織論的新制度主義による理論的考察―」 - 「リスク社会論からみた学力観
―近代政治思想を参照点として―」 - 「会社・社会・個人
―新聞記事における「会社人間論」の分析を通して―」 - 「ベトナムの小学校のベトナム語教科書に見る国民の構築」
- 「在日留学生の日本における就職意識の形成と変化に関する研究
―インタビューから見た変容過程の構造の分析―」 - 「中国における大学教養教育の理念と実績
―復旦大学の改革を中心に―」
2008(平成20)年度
- 「地方新学校卒業生の進学移動に関する研究
―曖昧な選択を支える高校教育とその背景―」 - 「企業の社会貢献活動に関する社会学的研究
―捉え方の変遷と事例から見る現状―」 - 「教員評価に対する教師の意識と教育活動・労働環境に関する研究」
- 「教育投資効果の地域差とその変動に関する計量分析
―大都市圏への進学・就職移動に着目して―」 - 「Implementation of the Global Agenda: Child Prticipation」
- 「「新しい歴史教科書をつくる会」をめぐる言説空間の知識社会学
―教育内容の絶対化・相対化のダイナミクス―」
2007(平成19)年度
- 「運動が創った「街」
─都市再開発を巡る「反対運動」のエスノグラフィ─」 - 「総力戦体制下台湾における本島人エリートの体制参画
─郭廷俊の言説とその磁場の変遷を中心に─」 - 「ネパールにおける初等教育の普及と“function”
─“Education for All”の社会学的研究─」 - 「進学校生徒の学習・進学意識に関する研究
─意欲形成メカニズムにおける「社会的自己実現」をめぐって─」 - 「学校施設の複合化を通じた「学校と地域の連携」の構造に関する考察
─公立中学校における余裕教室活用型コミュニティハウスに着目した事例分析より─」 - 「義務教育後の学校における不登校経験者への支援とその課題
─チャレンジスクール,高等専修学校を事例として─」 - 「ラオスの教育開発における教員の役割と可能性」
- 「学習塾における教育理念と経営戦略の関係についての研究
─母親および学習塾関係者へのインタビュー調査より─」 - 「学士教育改革の先導実践にみる大学組織の社会学的研究
─慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスを事例に─」 - 「教育方法が学力とその階層差に与える影響
─中学校の理科に着目した実証的研究─」 - 「育児産業興隆に伴う育児の期待水準の上昇
─育児雑誌の言説分析を通して─」 - 「中国進出初期の日系企業の実態と課題」