学校教育学コースについて
コースの特色・内容
学校教育変革の時期
日本の学校教育は現在教育改革のうねりの中にある。学校教育は現代社会のさまざまな問題を映しだす鏡といわれることもあるが、決して単に映し出すだけのものではない。これからの社会を変える大きな鍵になるのもまた学校教育であるだろう。学ぶこと、育てること、教えることをどのように捉えていくのか、その見なおしが求められている。学習論、教育論、授業論、発達論等が改めて考えられなければならない状況にある。
学際性,総合性,実践性重視のコース
こうした社会情勢の中で学校教育学コースでは,教職開発学,授業実践学,学校心理学,生態心理学,認知心理学,科学倫理学の6つの研究領域において第一線で活躍する専門家が相互に協力しつつ,学際的,総合的な視点から今日の教育実践の諸問題に根源的かつ実践的に携わっている。対象は,就学前教育から特殊教育,高等教育に及ぶ学校教育全体であり,さらには学校教育という制度的枠に閉じこもることなく,その境界を超えて学習や教育の根源的課題を捉えることから,今日の学校教育を理論的に捉えなおし,組みかえる方向をはかっている。その目的は,子どもと大人の発達と学習のありさまをとらえ,社会,文化に対する創造的な関係を形成してゆくための教育実践の理論と方法を開発することである。
根源的な問題を越境しつつ問う
教育学・教育史・科学史・教育哲学・教育社会学・教育心理学・認知心理学・臨床心理学という学問原理によるコース構成ではなく、広い意味での学校教育という対象を中核にして、領域を越境してその問題の根源を考えることができることが、本コースの大きな特色である。現実社会、現在の子どもの姿を学校教育という窓から捉えるコースと言える。実際に、学校や幼稚園、施設に出かける中で学び、理解を深めることを重視することが大きな特色と言えよう。
学生生活
コースの中では同期のまとまりがよい。コンピュータやビデオ等の機器を用いたり読書会をして学習しあっている。学生のための控え室やラウンジで一緒に話し合いながら、学生生活を楽しんでいる。年に1回、学部生から大学院生までを含めた大コンパによって、縦のつながりを作ることもできる。