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大阪市立大空小学校と教育学研究科との教育・研究交流連携事業に関する協定調印の報告

2017年9月28日

大阪市立大空小学校と教育学研究科との教育・研究交流連携事業に関する協定調印の報告

2017年9月21日(木)午後、教育学研究科と大阪市立大空小学校との間で、「教育・研究交流連携事業に関する協定」締結に係る調印式がおこなわれました。
この協定により、両校はインクルーシブ教育に関する実践と研究などの推進を共同で行うことになります。

調印式では、教育学研究科から小玉重夫研究科長、大阪市立大空小学校から市場達朗校長とのあいだで、調印が交わされました。
その後、小玉研究科長、市場校長それぞれから挨拶が述べられました。さらに、報道機関による質疑応答が行われ、本協定の意義や可能性について議論が進みました。

教育学研究科では、東京大学の指定国立大学法人構想における「個を活かし、人類全体が調和的に発展する社会」の実現に向けて、学校教育を通して、「多様性の尊重」「インクルーシブ」な価値を創出することを重視しています。
多様性を尊重し、インクルーシブな社会の担い手を育成する事業の一環として本協定を位置づけています。

大阪市立大空小学校は一貫して子どもたちの多様な差異を「個性」と見なし、その時々の子どもたちのしんどさに多様な大人が丁寧に寄り添い、特別支援学級を一切設けることなく、全時間を普通学級の中で「共に学ぶ」教育を追求してきた学校です。
折しも、障害者権利条約などを踏まえて、日本の学校教育は、インクルーシブ教育へと転換することが求められています。
本協定のもとでの連携事業は、そうした日本の学校教育改革において、先導的な役割を果たすことになるものと考えています。

今後は、インクルーシブ教育において指導的立場に立つ人材の育成をめざした取り組みを進めると共に、大阪市立大空小学校における実践の高度化と教育学研究科における専門教育や学術研究の高度化に資する実践と研究の推進を共同で行うことになります。




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